消え行く田園から在来種メダカを救え

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神奈川県内水面水産試験場の担当者から連絡が入る

私が試験場のお手伝いを始める以前から続く小田原某所の田んぼに生息する

在来種メダカの保護。今回、広範囲にわたりメダカが生息する田んぼの一部が

工場建設の為に消えるという。その為、生息する在来種メダカ(ミナミメダカ)を

捕獲し試験場で預かるという話だった

その為には多くの人手が必要ということで愛着もあることから参加することになった

今回は多方面から色々な方々が参加すると言うことで

ウェーダーを持参することになった

さすがにシムスのウェーダーを泥んこにしたくないので、以前から欲しかった

胴長のウェーダーを運よく安価で購入することができた


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現地の田んぼに到着すると、すでに田んぼ自体は重機で平になっていた

その隙間を流れる用水路に生息するメダカを救出するという話である

現地には、メダカを守る会の市民団体、小田原市職員、某水族館職員が待っていた

我々試験場チームもくわわり大人数となった


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長年、ここのメダカの成育を見守ってきた担当者から救出の説明がされ

エリアわけされた場所でメダカを救出(捕獲)することになった

メダカ以外にも、在来種生物なども捕獲し別の川に移動させるという


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我々試験場チームが担当したエリアの用水路、幅は狭いが何気に深い

早速捕獲を始めるも、メダカよりモツゴ、オイカワなどの稚魚が多く

メダカとの区別が非常に難しかった


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ドジョウなども数多く捕獲されたが、年々在来種の大切な生息場所が消える

こういう環境って、いつの日か本当に消えてしまうんだなと実感してしまう

個人の土地なのだから食い止めようがないのが現状である


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お昼は、おにぎり&冷たいお茶が振る舞われた、とてもあり難い

おにぎりを頬張りながら、色々な方と話が弾む

相模川サクラマスの話をさせてもらったり、釣りの話をしたりと

有意義なランチタイムを過ごすことができた


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午後からも小一時間ほど捕獲し終了となった、その後は専門家達が

捕獲した生き物を分別し、試験場に持ち帰る生物と放流する生物と分けた

バケツには300尾ほどのミナミメダカが入っていた


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こちらはヒメタニシ、これには驚いた神奈川県内にタニシがいるなんて

母の実家のある長野県で幼少の頃にタニシ汁を食べていたからだ

(長野県は大タニシで湧き水から取水した用水路に生息)

U事工には、びっしりとヒメタニシがひっついていた

実は神奈川県にも外来種タニシが忍び寄っているという話も耳にしてショックだった


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大きなバケツには、大量のアメリカザリガニが入っていた

これは外来種で、研究に使われるという


後片付けをし、参加者たちと別れ試験場へ戻った



東丹沢調査 006


無事に約300尾の在来種メダカが試験場の水槽に入れられた

このメダカ達は将来、新たに小田原某所に作られる池に放流されるのだ

それまでに試験場の研究員が倍くらいに増やして放流できそうだね

このメダカ救出作戦は、翌週も行われるのだ(参加予定)



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水産試験場の外の田んぼには毎年恒例の案山子が設置されていた

地元の子供たちが製作しているのだが、暗い夜道でみると恐いのであるwww


豊かな暮らしと豊かな自然は等価交換という現実から目を背けるわけにはいかない

我々が何不自由なく暮らせてるのは自然を犠牲にしているということ

その現実と、どう向き合っていけばよいのか簡単ではない問題だと思う








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コメント

山猿

そうですね。
我々の生活は自然を犠牲にしてなりたってます。
自覚しないといけませんね。
とても良い活動です。
在来種を守ることは、外来種を持ってきた
私たち人間の責任であるので大切な事だと思います。
活動お疲れさまでした。

高崎

昔はね~、田んぼや小川にうじゃうじゃ居たのに
今は超希少種になっているようで世の移ろいを感じますねえ!
そうそうメダカを飼育して産卵させて増やすのが趣味という人たちが
とっても増えているようだけど在来種を捕まえて飼育しているのかしらねえ?

相模の釣師

山猿 さん
人間の身勝手さ、これは自分を含めてのつもりです
守るとはいっても、開発無くして雇用もないのが関東圏
人口が増え続ける都会では自然を守る限界にきているとしか
言いようがないですね。
外来魚だけでなく、もともと東日本にいなかった魚種が
多く広まったのは琵琶湖産の稚鮎を仕入れて放流したのが
原因といわれています。神奈川には多くの県在来種が追いやられている状況です

相模の釣師

高崎さん
現在では在来種の住処は少なくなってますね
鑑賞でかわれているのはヒメダカじゃないでしょうかね?
なかにはメダカもいるとは思いますが、生息域が減っている以上
やたらに放流しても良い事はないかもしれません。

花屋のいちろー

外来メダカの保護お疲れ様でした。昔話懐かしい田んぼの水路。今ではみんなU字工(漢字あってるかな?)の水路になってしまっていて、この様に土の水路は殆どないですもんね(汗)。

今年もあの案山子の季節になったんですねぇ(*^^*)。本当、夜は彼処怖いですね(笑)

相模の釣師

花屋のいちろー くん
在来メダカの保護いいでしょう~可愛いよ
今じゃあぜ道がないもんね~寂しいよね
また田園風景が減っていく現状を目の当たりにしました

この案山子、是非みにきてよ~奥様とね
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相模の釣師

丹沢 源流バカサバイバー(遭難者、生存者)相模の釣師の渓流ルアーブログです!

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