丹沢原人バカサバイバー後編

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さてと・・・稜線まで二時間

最低限、13時前後には百名山の丹沢山へ辿りつきたいと考えていた

サクサクと時計&GPSを見ながら釣りあがる

釣りに集中なんて出来るはずも無く

とにかく歩き続けることになった

渇水が原因で、こういった源頭部には極端に水が少ない

ちょっとした小滝も水を浴びずに登れそうだが

ローリスクで高巻きを選んで巻いていく

本来なら山ビルが待ち構えているであろう土壌も

今回は山ビルの出迎えはないので安心して歩くことが出来た


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時折、伏流(水が地中になっている)エリアなどもあったが

こうして源頭部にも、流れが残っている

生命反応もなくなり、タックルをしまうことにした

この時で標高1160m付近

丹沢界隈では、かなり標高の高い流れとなる

ここで一旦休憩を挟み、遠くに見えるゴーロエリアをみる

GPSで現在地を確認すると、まだまだ先は長い

ゴーロエリアが相当長い間続くと予想された


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遂に登場したゴーロ(岩がゴロゴロとした場所)

とても歩きにくいゴーロ、ほとんどの岩が尖っており

そして浮石となっているために歩行速度は落ちる

当然、体力も消耗するので余計な動きはしないようにする

分岐に差し掛かった時はGPSで方向を確認しロスを減らす


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なげ~な~っと愚痴の一つも出てくる

遥か先まで続くゴーロ

丹沢で数々のVルートを歩いてきたが、ここまで続くルートは珍しい

耐久性のない沢靴が傷みそうで心配だ


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ようやくゴーロエリアも脱出か

ルンゼを楽しみながら登り、気分転換となった

岩の凹凸を噛み締めながら、ひとつひとつ指を掛け足を掛け

味わいながら登り続けた・・・


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悲しいかな・・・ふたたびゴーロが現れる(泣)

だが遠くにピークらしき明るいエリアが視野に入り

そう長くは無いゴーロであると想像できた

そうとわかれば楽しみながら歩くことが出来る


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あの眩しい光は登山道のある稜線に違いない

ここで尾根に取り付き、急勾配の尾根を登っていく

尾根に取り付く際に、全身泥だらけとなった

その眩い光へ向かって一直線だ


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やった・・・・Vルートは終わった・・・・

山頂近くの登山道にたどり着き、向かいに見えるのは蛭ヶ岳である

しばし辿りついた登山道で休憩をしながら風景を堪能した

そして事件が起きる・・・・・



そろそろ丹沢山へ行こうと決め、丹沢山方面へ振り向くと

若い女性が私を見つけて駆け寄ってくる・・・

あの~すいません~っと若い女性が声をかけてきた

しかも生足である・・・今時珍しいスタイルだ

普通は男性でもショートパンツの時は、タイツくらいは履いているからね

今、どこから登ってこられたんですか?っと聞かれ

沢登りしてきて、ようやく登山道に出れたところなんですよと答えた

ヘルメットを被り、泥だらけの私に興味津々の若い女性

しばし談笑していると、トレイルランナーであることが発覚

トレイルランニング=山道を専門に走るランナーのこと

どうやら蛭が岳へ行くか悩んでいるらしい

一応、歩くとかかるコースタイムを教えてあげると諦めたようだった

しかしながら元気ハツラツな姿はキュンっとしちゃうよねwww

そして一緒に丹沢山へ歩くことになった


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生足が視野に入り目のやり場に困ったことは言うまでも無いwww

したがって風景写真ですら撮り難い情況となってしまった

仕方なく西丹沢方面の風景を撮影・・・・

涼しげな表情をした女性に比べ、汗だくで泥だらけの私・・・・

非情にカッコ悪いのである


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その生足の女性と談笑しながら日本百名山 丹沢山到着

山頂標識のある場所まで女性と歩き、別れた

塔ノ岳方面へと走り去っていく女性の後姿を見つめ

せめて名前だけでも~っと心の中で叫んだのだった・・・・・www

しかしながら、いつ何時何が起るかわからないのが人生

常に女性を意識した服装で・・・・沢登りじゃ無理か(汗)


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素敵な赤ヘルメットを脱ぎ、簡単なランチをとる

冷えたハイボールが実に旨い

そして周りの登山者の視線が熱い・・・私に熱視線www

そんなにヘルメット被った俺が滑稽なのかオイ!

あっ泥だらけだからか?遭難者だと思われているのか

まさにサバイバーじゃないですかwww


サバイバー=遭難者、生存者



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丹沢山山頂にある山小屋のみやま山荘

初めてきた時は寒くて山荘でカップラーメンとビールを頂いたっけ

今までに3回登って、いずれもガスってて景色見れず・・・・

たまには山頂で美味しいカップ麺でも食べたいぜ(泣)

そしてゆっくりしてられないのである

なんせ下山(下降)も、Vルート下降なのだから・・・・


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そして本間ノ頭を目指し縦走開始!

登山道って、なんて安心な道なのだろうとシミジミ感じるね

丹沢山に別れを告げて突き進む


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まずは、瀬戸沢ノ頭~太札ノ頭~円山木ノ頭

とくにベンチなど無かったような気がします


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無名ノ頭・・・標識が薄くて見えない

ちょいちょいアップダウンがあり体力を奪われます


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そして目的地の本間ノ頭に到着

ここには木製ベンチがあり、しばし休憩をしました

ここで分岐となり、尾根を下降します

Vルートと言っても、登山地図には点線ルートとして載っています


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この痩せた尾根が結構危険で滑落する人が絶えません

両脇は崖となっているので慎重に進みます

油断せず、けど楽しみながら下っていきました

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目指すは、スタート地点最寄の丹沢観光センター

かなり急勾配な尾根の為に、沢靴では滑りまくりです

数回、転倒しそうになりました

手作り感満載の標識が良い感じです


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途中で現れた、崩壊エリア

鹿の食害が原因とされていますが、困った光景ですね

いつか丹沢は無くなってしまうのかな・・・・

単調な登山道と違い、刺激が盛り沢山のルートは楽しめますね

さすがに少し疲れが見え始めました


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丹沢観光センターに無事到着!

いや~さすがに安心しますね

私が幼少の頃は、管理釣り場があったんですよ~

国際マス釣りセンターが混んでる時は上流のココに来ていました


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そしてゴール目前の林道に到着~♪

嗚呼~やっとゴールだぜ

急勾配のルートを下る際は、本当に疲れますね

今日は、たっぷりと丹沢を遊びつくした気がしました

源流尺イワナ釣って、百名滝を拝んで、日本百名山登頂して

なんて贅沢な日になったんだと自画自賛www

次ぎは、いよいよ2年ぶりに丹沢大クドレへ行こうかな・・・・




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コメント

だいちゃん

No title
相模の釣師さんこんばんは

尺上岩魚にゴーロVルート制覇と
達成感溢れる一日でしたね!

通年トレーニングしている成果の賜物ですね
本当にお疲れ様でした(≧∇≦)

※僕もヘルメット着用時
すれ違う登山者の目線が
凄く気になります(笑)

aid*****

No title
素晴らしい!
見ているだけで息切れがして足が攣りそうになっちゃう。
若いってホントに素晴らしいことですねえ!

sagami_wan

No title
昔コンパス今GPSですね。鳥の目鳥瞰図を持った丹沢原人は、最強ですね。

私も鎌倉アルプスで、生足ランナーに道を尋ねられたことありますが、ドキドキしますね。

相模の釣師

No title
> だいちゃんさん
今回は色々な刺激を感じて楽しめましたwww
たまには人気の山を攻めるのも悪くないですね~
マイナールートだと女性は居ませんからね

シーズン通して山で遊んでいると身体は楽ですね

相模の釣師

No title
> aid*****さん
遊べるうちに遊んでおかないと後悔しそうなんで
体が元気なうちに楽しんでいます。

相模の釣師

No title
> sagami_wanさん
GPSも電池切れしたらアウトですけどね

生足ランナーが鎌倉アルプスにも出没してるんですね
これは是非とも伺いたいものですね~笑

イマジン

No title
なになにナマ足ギャルと丹沢ランデブ~~😳💕やるなぁ
オイラは熟ギャルばかりの世話役です💦(笑)

あな

No title
わたしも諸事情でウエーダー履いたまま、大岳山の山頂まで登った時は恥ずかしかったです。
でも、すぐに開き直ってご飯食べたけどね☺

ガッチャン

No title
源流尺オーバーイワナを釣ってVルート制覇は素晴らしいです。
生足はご褒美でしょうか(笑)
私も源流をつめてみたいですが体力がね・・・(^_^;)

相模の釣師

No title
> イマジンさん
十分羨ましい光景ですよイマジンさんもねwww
凄く元気を頂いた瞬間でしたよ~

相模の釣師

No title
> あなさん
ウェーダーで登ったことは無いですよ~wwwそれは凄いですね~
私なら恥ずかしくて退散しますよwww

相模の釣師

No title
> ガッチャンさん
地獄から天国へいってしまった気分でしたwww
今しか出来ないことがあるので、悔いなく釣り人生を
過ごして行こうと思っています。

月の湖に映る雪

No title
相模さん こんばんは♪
前編の透き通った尾鰭が綺麗なイワナ、
手の込んだ生菓子に見えてしまう

相模さんのブログ拝見させていただいて、
可愛い魚や行くことの出来ない場所の景色を拝見することが
出来るなんて、なんて贅沢な時間。

丹沢の土の香・緑の香を楽しませていただきました。

つくづく自然っていいなぁ~と思いますね

第七

No title
ものすごいゴーロエリアですね…確かにこれは相当疲れそう…
足を滑らせて滑落の危険もあるなか、無事故で制覇できたのは日頃の鍛錬の成果ですね!おめでとうございます!
次回はトップレスランナーに会えるかも、しれませんね!

相模の釣師

No title
> 月の湖に映る雪さん
毎回、細かく拝見してくださって有難うございます
普段、普通の人は目にすることの出来ない世界では
あります、そう言って頂けると本当に嬉しい限りです

自分自身でも貴重な空間に足を踏み入れているという
事に自覚をもって楽しんで行けたらと思いました。

本当に自然って良いですよね♪

相模の釣師

No title
> 第七さん
何処までも続くゴーロには嫌気というより飽きて来るんですよね。
日頃の体力はもとよりメンタル、注意力など多くの事を
学んでいる結果だと思います。

トップレス???きっと多くのカメラマンさんが終結してしまうと思いますwww

ハマサキデンスケ

No title
汗と泥こそ源流アングラーの勲章です👍!カッコいいと思います👍。

いつ拝見してもいいイワナですね👍。二匹目のイワナはスポットが大きくてアメマスみたいな感じですね。

魚体の写真の撮り方勉強になりました😊。小石でベッドを作ると魚が落ち着くのかなと思いました。今度トライしてみます👍。

相模の釣師

No title
> ハマサキデンスケさん
イワナの固体差も沢によって大きく違いを見せたりします。
それもまたヤマメ同様、魅力ですよね。
泥だらけの勲章って良い響きですね、ありがとうございます。
私も撮影が上手な方の影響を受けたりしているので
参考にできる相手を見つけると良いですよ。

hir**070*

No title
やはり、行動力半端ないですが、僕も体が動く元気なうちに動いとかないと後悔しそうですよね。

生足にはクラクラしそうですが、昔黒部で出会った綺麗な山ガールとの楽しかった山小屋泊思い出しました。

相模の釣師

No title
> hir**070*さん
ちらっとお聞きしたような気がします
羨ましい話ですね~
もう40代、今のうちに出来ることはやっておきたいです
出来ないこともあるけど、出来ることはって感じです。
お互い年とったら一緒に山へ行きましょうwww
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プロフィール

相模の釣師

丹沢 源流バカサバイバー(遭難者、生存者)相模の釣師の渓流ルアーブログです!

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